2006年3月 4日 (土)

ソフトバンクがボーダフォン買収(携帯の話)

トップニュースでソフトバンクがボーダフォンを買収すると知りました。

つい、先日、ソフトバンクがボーダフォンの回線利用をして、事業展開というニュースが報道されたばかりで、話が早いですね。ていうか、内部的にはもう買収の方向で話が進んでいて、メディアが先走りで報道しただけかも知れないですね。しかし、携帯事業・技術革新・利用のテンポは日本は特にIT系の中でも抜きん出て速いのです。

自分は携帯関連の仕事に携わったことがあり、かれこれ5年以上になります。今、国内ではNTTドコモ、KDDI(au)、ボーダフォンが事実上3トップです。シェアの半数はドコモです。ここ数年でのKDDIの追い上げがじわりじわりとやってきています。他にも、ツーカーやウィルコム(前DDIポケット)がありますが、一部、ウィルコム好きな人がいますが、あまりお話になりませんね。PHSですので使える機能として携帯に劣ります。ひところのPHSの地下でも使えるから、とか、安いから、というのはもう携帯の世界でほとんど実現しており、実質、通信速度、範囲、アプリケーションその他で、PHSも数年先には淘汰されるでしょう。ツーカーも実質KDDI傘下なのでそのうち、統合されるか、なくなるでしょう。

ソフトバンクが携帯に参入するという話はもう2年前以上先からあります。他にイー・アクセスも参入を予定しています。なかなか参入してこれないのは、携帯電話を使う際に使われる電波の周波数帯域の割り当てがなかなか確保できないことが一つあります。電波って、もう他の用途で色々使われていて、もうほとんど空きがないんですね。電話でも回線がパンクするということがありますが、携帯も、持っている人みんなが同時に使い出すと使える周波数帯域に限りがあるので、つながらなくなります。(これはサーバー能力の限界を超えるということとは異なります) 携帯はみんなが同時に使わない状況を想定して設計されているのです。参入が困難な理由の大きな理由のもう一つとして、具体的に電波を拾うアンテナや基地局などのインフラを独自に設置していき、既に全国にそういったインフラを持っているドコモやKDDIなどと競争していくのは厳しいからです。ドコモがKDDIに月間売り上げシェアでここ数年負けてきた理由はここにあります。携帯の通信は今や、3Gの時代であり、独自のインフラでしか通信できなかったFOMAの展開の遅れがドコモには痛かったのです。KDDIは今までの2Gのインフラを使って3G通信もできたために普及が早かったのです。3Gとか難しいですが、要するに通信速度が速いのです。2010年頃には4G他の時代になると言われています。携帯もパソコンのブロードバンド並みに通信速度が速くなります。まぁ、携帯でも通話しか使わないという人には速度の話はあまり関係ありませんが。ちなみにauの携帯を持っている人は携帯の裏とかに「QUALCOMM 3G CDMA」とか書いてあるので見てみてください。数年のうちにドコモはFOMAに、KDDIはWINに完全移行していくでしょう。

それにしても、本当に携帯は色々やりすぎです。今ある技術として、、、

お財布ケータイ、モバイルスイカ、メガピクセルカメラ(手振れ防止機能つきなんかも)、i-modeに代表されるウェブ・インターネット機能、GPS、ナビ機能、PCサイトビューアー(普通のインターネットサイトが見られます)、ゲーム、指紋認証、テレビ電話機能、赤外線、QRコード、家電のリモコン機能、ミュージックプレイヤー、BlueTooth・・・・。

もう、色々ありすぎて収集がつきませんね。この中で失敗なのはFOMAのテレビ電話でしょうかね(笑)。赤外線なんかももう使いませんし。全部ついてるとうれしいですが、今のところそんなモノありませんね。

と、タイトルからそれましたが、携帯はITで一番ホットなところのユビキタスを実現させる可能性の一番高いツールなのです。これからはIP携帯が実現されることになるでしょう(オフィス内だけでなく)。なので、IT・通信・サービス企業も高い関心があり、開発速度や実現していくもの、まきこむものがすさまじい勢いで展開しています。携帯は日本人の人口以上に普及してますし、電車で携帯いじっている人を見ない日はないですからね。

ところが、今の携帯の一番ネックなのはリッチクライアントすぎるところです(正確には間違い、ファットクライアントですね。4/2訂正)。要するに携帯電話そのものに機能を持たせすぎており、いざ、無くしたり、水につけたり、壊れたりすると、そのものが持っている機能・情報すべて消え去ります。ダイヤルロックなんていう機能でセキュリティ対策なんて言ってますが、まだまだ考えが甘すぎますね。この問題を解決するには多くの高い壁がありますが、ここが一番のポイントだと自分は思い続けています。

って、かなり熱く語りすぎましたが、ボーダフォンのださいメールドメイン(xxx@t.vodafone.ne.jp)ってソフトバンクになったら変わるのでしょうかね?番号ポータビリティ導入と一緒にメールアドレスポータビリティみたいなのも導入してくれるとユーザーは大歓迎だと思うんですが、どうでしょう?

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