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2007年1月 2日 (火)

カクレクマノミ孵化経過

自宅の水槽(45cm)のカクレクマノミがはじめて産卵してから4回目の孵化があり、そのうちの一匹がまだ生きていることは一昨日の投稿で書きました。明日の深夜に5回目の孵化がある予定です。今回はその孵化の過程がどんなものか簡単に書いて紹介しましょう。ちょっと魚ブログに傾倒してますが、あまりない類の内容なので・・・。

まず、産卵にはイソギンチャク(うちはシライト)とその傍にライブロックがあるのが望ましいです。うちのは前に写真で紹介したようにライブロックに寄り添っているイソギンの丁度、縁のあたりに産卵しています。これは自然界でも同じですよね。

産卵したての卵は明るいオレンジ色に輝いています。丁度、食卓や寿司ネタなどにある「トビ子」のような感じです。これが2,3日経ってくると色がどす黒く変色してきます。赤っぽくなってくるような感じです。5日くらいたってくると、目玉が現れます。当たり前ですが、ひとつの卵に2つずつ現れるので、目玉だとすぐ判ります。その後7日くらい経ってくると、全体的に銀色に輝きだします。そして、うちの場合丁度9日目で孵化します。

孵化の期間は環境によって変わってくるようですが、うちの場合、26度で一定しており、まだヒーターは働かずに逆にクーラーをまだ作動させています。温度は高いほど、孵化が早いようです。水流も小さいポンプで作っています(これはソフトコーラル対策のものだけれど・・・)

孵化予定日の夜は少し早めに消灯します。消灯したら新聞紙で水槽を覆います。タイマーで60分くらいをセットし、なにかをしながら待ちます。このときにポンプ類などは全部止めておきます。ただし、水槽内の魚のためにエアーレーションだけはしておきましょう。時間がくるまでに隔離ケースやコップ、稚魚をすくうものやワムシ(餌)、エアーレーションポンプを用意しておきます。稚魚はほとんど目が見えず、口も小さいので、ワムシ(かすかに目に見えるほどの微生物)を培養しておく必要があります。隔離後に隔離ケースの中で目に見えないながらも泳いでいて自然に口に餌が入ってくるくらいの密度でワムシを隔離ケースのなかに投入してやる必要があるのです。稚魚が持っている栄養袋は孵化後、数時間でなくなるようですから、この時間内に食べられるようにしておくことが必要です。

時間が来たら、電気をつけます。大抵のブログや教科書などでは懐中電灯で稚魚を集めると書いてありますが、うちの場合、水槽につけてある蛍光灯をつけちゃいます。水槽を下のほうから見上げると無数の稚魚が泳ぎはじめているのがわかります。それを小さいコップですくいます。あまり激しく追い掛け回すと、その時のショックですぐに死んでしまうようです。すくったら別のコップに移して、どんどんすくっていくのを繰り返します。(本当はいっぺんにざばっとすくうのが好ましい)

だいたいすくいおわったら、隔離ケースを水槽の中にセットしてコップの中の稚魚を放流します。隔離ケースの中の海水はもちろん、水槽の中のものを使います。全部移し終えたら、ワムシをさきほどの密度になるくらい入れてやります。そしてエアーレーション開始。このエアーレーションは水の滞留を防ぐもので、酸素供給という位置づけではありません。一番小さいポンプでもかなりのエアーが出てしまい、稚魚にショックをあたえますので、分岐弁にコックがついているものを使ってエアーの量を調節してほんの少しぶくぶくが出るようにします。

あとは毎日、朝夕に半分程度の水換えをします。エアーレーションのホースとかを使ってサイフォン効果で簡単に水換えは可能です。水換えしたら、またワムシ補給します。

2,3日してきたらブラインシュリンプをあたえるといいそうです。うちの場合、これはあまりうまくいっていません。ブラインはすぐ大きくなるし、卵から育てていると殻を誤って食べた稚魚は死んでしまう可能性があるそうです。ただ、これを与える与えないで成長の速度は変わってくるみたいです。基本はワムシです。ワムシの培養についてはまた今度記述します。

結構、汚い水環境でも育つようですが、なるべく毎日水換えとワムシ投入はしたほうがいいでしょう。ケースが汚れてきたときの掃除方法はまた後日記述します。

※写真を載せたいのですが、持っているカメラが接写ができない上に稚魚の小ささ、動きとあいまって載せられませんでした。

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